Party colored Tourmaline について
- 2020.11.14
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宝石の特性についてです。様々な色合いを持っているトルマリンの中でも、一つの石に3色以上の色が入っているものをパーティーカラードトルマリン、2色入っているものをバイカラートルマリンと呼ばれています。トルマリンという名前は、スリランカのシンハラ語Turamaliが語源といわれ、「宝石の砂れき」という意味を持ちます。トルマリンは風化に強く、川の底の細かい石や砂と一緒に堆積していることからそう呼ばれたようです。トルマリンとは、単一の宝石のことを指すのではなく、鉱物のグループ名で、化学成分は33種類もあり、「電気石」の和名があります。トルマリンに圧力をかけたり、摩擦や加熱することで、石の一方がプラス、もう一方がマイナスになるため、静電気が生じ、トルマリンに含まれている様々な金属元素の違いによって色が変わるようです。